コンパクトですがオーバーサイズの万年筆も収められる3本挿しペンケースです。
BAGERAさんの秘蔵の革を使っていますので、どれもたくさん作ることができません。
このシリーズには全てシリアルナンバーが入っており、こちらは「庭 02/06」です。
フラップとベルトループにはクロコダイル、胴部分にはパティーヌゴート、サイドに日本の漆塗りの革(黒桟革)を使っています。
パティーヌゴートは、イタリアの伝統的なパティーヌ技法で色付けされた山羊革です。
中の仕切りは背板に固定されていませんので、太さに柔軟に対応します。
モンブラン149、M1000サイズなどオーバーサイズも挿すことができます。
内張りと仕切りはプラム色のブッテーロ革で、クリップを挿して固定もできますし、
斜め後ろにしても収めることができます。
*「こま合わせ」は直角に当てた革同士を斜めから針を入れて縫い合わせる伝統的な製法で、
手縫いでのみ表現できる箱型の構造です。
全て手縫いで仕上げられています。
サイズ: W:65mm D:30mm H:155mm(W55/D20/H150)
*BAGERA(バゲラ)*
高田和成氏・高田奈央子氏
共に芸術大学で建築を学び、その後職人の道へ。
2002年にBAGERAを神戸で創業以来、一貫してフルオーダーメイドの革製品を制作。
服と靴以外の革製品全般を取り扱っています。
「圧倒的に特別なもの」をコンセプトに、個々のカスタマーへの丁寧なヒアリングを元にスケッチや模型で提案、その一点のみを最初から最後まで一人が担当し制作しています。
建築から得た構造の大切さを追及する和成氏と、感性的なモノつくりを得意とする奈央子氏により、BAGERAは作られています。